朝に晩にと授乳しつづけで常に眠たいヨシムラネコです。
そんな生活の中で、ささやかな楽しみの1つがお気に入りのテレビ番組の録画を見ること。
テレビってあんまり見ないですが、ドキュメンタリー番組だけは大好きです。
最近、録画予約している番組は「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」「情熱大陸」「アナザースカイ」「ザ・ノンフィクション」「A-Studio」「SWITCHインタビュー達人達」「セブンルール」など。(ドキュメンタリー番組ってカテゴリーで合ってる??)
7月30日放送の「セブンルール」に登場した類語辞典編集者の女性、面白かったなあ!
(というかこの番組では女性しか取り上げないのです)
なにが面白いかってその生真面目さ。さすが「辞典」の編集をするだけあって、言葉の使い方にものすごく慎重な人でした。
質問に対して何か答えたあとにも「いや… ちょっと違うかな… うーん…」と自分の使った言葉をブツブツ1人で検証する様子がマニアックで笑えました。
ほかにも、仕事の合間に街を散歩しながら通り過ぎる人たちの会話に聞き耳を立てて、言葉ウォッチングをするエピソードとか。
なかなかの美人でしたが、中身はなんというか完全に「オタク」。
オタク、って。これいい意味です。
何かのプロフェッショナルって絶対オタクのはずですから。オタクというかマニアというか…。この人も子どもの頃から「言葉」「活字」を渇望するオタクだったそうで。やっぱりね、その対象への情熱とか愛とかが止めどなく湧き出てこないと!
こういう人を見るの、すごく好き。
プロ意識の高い人って、仕事を愛しているけど決して「ふんふ〜ん♪」と余裕でやってるわけじゃない。重いプレッシャーの中でやってますよね。
この編集者の女性は、残業して帰宅すると、録画してある大好きなアイススケートの演技を鑑賞するんです。姿勢を伸ばして、正座で。
時にツーッと涙を流しながら…。
編集の仕事って「情報」を扱うからミスが許されない。辞典なんて特にそうですよね。
失敗してはいけないというプレッシャーの中、アイススケートの「ノーミス」の演技に勇気をもらうんだそうです。
プロの仕事を支えているのも、またプロの仕事なんだなぁ。
と、妙に納得。
ところでこの人が作っていた辞典が面白そうでした。SNSで誰もが発信するこの時代。
「こういう時、なんて言うんだっけ?」に応えてくれる新しい辞典シリーズが異例の大ヒットを飛ばしてるんだとか。
クオリティ高いものをつくるのはもちろんのこと、ちゃんとヒットさせて結果を出すんだからすごいなぁ。
ドキュメンタリー番組の面白さって、誰かのオタクな部分を見られること! しかも「セブンルール」は自分と同じ、「女性」たちを見られるから身近に感じやすくてついつい引き込まれます。
また密着映像を見ながらスタジオのオードリー若林、YOU、青木崇高 、本谷有希子が入れる絶妙なチャチャ(というかコメントか)を聞くのも楽しいんだなぁ。あの人たちもまたプロですね〜。
これからも毎週見たい番組です!
では、また。